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風水鑑定 / 風水埋炭法 / 住環境と香り / ホームケア / 風水インテリア / 風水住宅 / 風水オフィス

1、風水について

「風水」という言葉を聞いて、皆さんはまず何を思い浮かべるでしょうか?
「西に黄色のものを置けば金運が良くなる」といった占い的なものが風水だと考えられている方も多いと思います。 しかしここでいう「風水」とは、そこにいる人間やその場に影響を与えるのは方位だけでなく色彩、形態、素材、動線などがあり、それらを全て考慮して判断します。

風水は多くの場合、家相と同じようなものと見られています。これは多くの家相研究家が「風水を名乗った方が受けが良い」という理由で家相の理論を風水として紹介してしまったことが原因です。 しかし本来の風水と家相は全く違うものなのです。家相では誰がどこに住むかは関係なく方位の吉凶が決まっていますが、風水では誰がどこに住むかによってアドバイスは異なります。 周囲の状況や環境、建物自体の形状を無視して、間取りだけで良い場を作る事は不可能なのです。

「風水」の中心にあるのは、「目に見えない、気づきにくい環境ストレス、これによって私達の心身の健康とどれほど有機的に、緻密に繋がっているか。これらについての認識はまだまだ表面的なものに過ぎません。環境ストレスを緩和し、住人の健康に寄与する、癒しの場としての風水住宅は、今後さらに注目されていくと思います。

弊社の風水は、方位学的な風水技術に加え、建築学、化学の根拠に基づく鑑定をします。さらに香りが身体に与える影響をふまえ、天然素材によるホームケアをご提案します。

 

<関連記事>

 

2、風水鑑定では以下のことを行っています

  • 財を呼ぶ土地の形とは

  • 財を失う立地条件とは

  • 財を呼ぶオフィスレイアウトとは

  • 家族が円満になる間取りとは

  • 病気が治る住宅とは

  • 商売が繁盛する店の作り方

  • 良縁を得る室内の色と配置

  • 成績の上がる子供部屋の作り方

  • その他

 

3、風水鑑定の手順(重要な順)としては以下の順序で行います

  1. 龍(りゅう)

    龍とは地勢のことです。
    土地の起伏・高低のことであり、人間としての品格・地位・名誉・権力と関わっています。
    それゆえ地勢の良い場所に住んでいる人はどこか上品であり、身分や立場が高くなったり、企業経営者となったりします。
    反対に地勢に恵まれなければ品性が低かったり、無礼であったりします。
    勢いのある土地は低いところよりも高いところであり、龍の流れのあるところです。

  2. 穴(けつ)

    穴とは安全な場所であるかどうかです。
    地勢の中でどのような位置にあるのかどうかで運気を呼び込みやすいか、そうでないかを判断できます。
    住宅の建っている位置が良ければ平穏無事安泰を得ることができるものです。
    落ち着いた暮らしが出来るかどうかを判断するのは位置を観ることです。
    風当たりが強すぎる位置にあったり、自然環境の悪い位置にあれば運気を失ってしまいます。

  3. 砂(さ)

    砂とは環境のことです。
    これは我々の健康と関わってきます。
    周囲の環境が良ければ健康であり、長寿を得、悪ければ不健康で病弱短命ともなります。
    健康状態は周囲の環境で判断します。
    水と空気が良いか悪いか、周囲にどのような建造物があるのかを観て精神的・肉体的健康度を判断することが出来ます。
    土地に湿気が多いというのも健康障害と見ます。

  4. 水(すい)

    水は道路です。
    道路や交通状況によって貧富を判断します。
    建物が三方向にわたって道路に囲まれているのは財気を失いやすく二又に分かれている三角地に建造物があるのも災難によって貧しくなっていきます。
    路沖にあたっていたりすれば他人に騙され財気を失っていきます。
    道路が細く車の往来に不便を感じる場所も財気が強くなることはありません。

  5. 向(こう)

    向は自分自身の本命気を宅山宅向によって判断していきます。
    しかし、これらが良くても玄関の前が閉鎖的な状況にあれば人生そのものの質は低くなり、自分自身の人生を深く生きることはできません。
    気は風と光によって動き、人間の意識の中に働きかけることの出来るパワーを持っています。
    それゆえ住宅の向きは人生の向きと言えます。

 

4、五行と身体の対応

東洋医学では様々なものに五行を配して健康改善に用いています。
例えば肺は感情では憂いを支配しており、そのため肺の異常は憂いやすい性格を作ります。
また悲しみすぎると肺に異常を起こす原因になります。

相生について五臓を対応させると、例えば「火は土を生ず」は「心は脾を生ず」となります。
脾臓に異常がある場合、脾臓そのものを治療するだけでなく、その親に当たる心の機能を向上させる治療を並行すると効果が増すと言えます。
相克についても同様のことが言えます。
風水では生命気の気の五行のバランスを見て、それを調整していきます。

また、風水は香りとも密接な関係があります。住環境と香りの関係のページに香りと部屋の部位の関係を説明していますので、そちらも合わせてご覧ください。

 

5、身体、形、色、素材と五行の対応表

五行
五臓
肝臓
心臓
脾臓
腎臓
五腑
胆のう
小腸
大腸
膀胱
五気
喜笑・疑い
楽・苦しみ
憂悲
恐驚
五味
塩辛
五官
五充
血流
肉付き
皮膚
骨髄
五華
顔色
五方
中央
西
五形
まっすぐに伸びて立っている形。長いもの。
先端が尖っている形。先が三角の形状。
平らな形、スロープ。真四角。
ドーム形。半円形。丸。
曲がりくねった形。複雑な形。不規則な形。木、火、土、金のどれとも言えない形。
五色
五材
有機性素材、化学性素材、皮革
土、セラミック、レンガ素材
金属、鉄骨素材
ガラス、クリスタル
八方
震・巽
坤・艮
兌・乾

 

6、陰陽五行と相生・相剋

東洋医学では万物のエネルギーパターンは5つあると捉えました。これを五行といいます。
木・火・土・金・水の順でサイクルで次のものが発生すると考えるのが「相生(そうしょう)」で、一つおきのものは抑制すると考えるのが「相剋(そうこく)」と言います。

相生
相剋

 

7、宅向・宅山

風水において玄関の向く方向を「宅向」、その反対を「宅山」といいます。
方位は45度ずつ均等に八方けて観ます。

   

 

8、太極気-大地からの気

太極を中心として見る大地の気のエネルギー場を大極気場と呼びます。

 

9、本命気-人が生まれつき持つ気

本命気とは個人個人が放っている気です。 生まれたまま携えて持ってきた気、 つまり宿命と言われるものです。

 

10、本命気の出し方

1、生まれ年を西暦に直し、それを単数にする(2〜10)

  例:1964年→1+9+6+4=20→2+0=2

2、男性は11からその単数を引く。女性はその単数に4を足す。10以上になる場合そこから9を引く。その結果の数字を本命数という

  例:男性11-2=9 女性2+4=6

3、上で出した本命数から本命気を決定する

  例:本命数が男性で9の人は、下の番号から「離命」となります。

  1 坎命
  2 坤命
  3 震命
  4 巽命
  5 男性は坤命、女性は艮命
  6 乾命
  7 兌命
  8 艮命
  9 離命

4、この計算では1年の変わり目は1月1日ではなく、小寒の日を年の変わり目とします。
  小寒は年によって変わりますので、下の一覧表をご覧ください。

  例:1964年1月5日生まれの人は、本命気の計算では1963年生まれとして計算します。

小寒の日付一覧
西暦
小寒1月○日
西暦
小寒1月○日
西暦
小寒1月○日
西暦
小寒1月○日
1912
7
1938
6
1964
6
1990
5
1913
6
1939
6
1965
5
1991
6
1914
6
1940
6
1966
6
1992
6
1915
6
1941
6
1967
6
1993
5
1916
7
1942
6
1968
6
1994
5
1917
6
1943
6
1969
5
1995
6
1918
6
1944
6
1970
6
1996
6
1919
6
1945
6
1971
6
1997
5
1920
6
1946
6
1972
6
1998
5
1921
6
1947
6
1973
5
1999
6
1922
6
1948
6
1974
6
2000
6
1923
6
1949
6
1975
6
2001
5
1924
6
1950
6
1976
6
2002
5
1925
6
1951
6
1977
5
2003
6
1926
6
1952
6
1978
6
2004
6
1927
6
1953
6
1979
6
2005
5
1928
6
1954
6
1980
6
2006
5
1929
6
1955
6
1981
5
2007
6
1930
6
1956
6
1982
6
2008
6
1931
6
1957
5
1983
6
2009
5
1932
6
1958
6
1984
6
2010
5
1933
6
1959
6
1985
5
2011
6
1934
6
1960
6
1986
6
2012
6
1935
6
1961
5
1987
6
2013
5
1936
6
1962
6
1988
6
2014
5
1937
6
1963
6
1989
5
2015
6

風水鑑定 1

マンションの風水鑑定を行いました。

鑑定を依頼される時は大体、

1、何か原因不明だけども良くないことが続く場合。

2、新築した(する)場合。

3、引越しした場合。

に該当するケースが多いです。
今回のご依頼は3、のケースです。
現地調査の結果、このような鑑定図が出来ました。
本命気場、大極気場共この方の場合、これ以上無いというぐらい大変良いです。
ご依頼人もお仕事が乗りに乗っている中でのご栄転であり、十分うなずける鑑定結果が出ています。
今後もますますの発展が望めるでしょう。

 

この図面の周囲に、上段には「本命気場」、下段には「大極気場」を書いています。
本命気とは個人個人が放っている気、大極気とは大地に流れる気です。
風水鑑定には非常に多くの内容が含まれているのですが、もっともポイントとなる玄関と寝室がどうなっているかを書いてみます。

まず、玄関は「延年」です。
延年は生命現象を高めることが出来ます。年を延ばす意味です。
お年寄りの寿命を延ばすこともできます。
長寿の家を造る時には、延年を玄関とするのが基本です。
財を伸ばすことも可能となる場です。
富をもたらし、家運を繁栄に導く気がこの延年場には集まってきます。
それゆえ、長寿と財運を得たければ、この生命場の状態を整えることが重要です。

また、すべてを調和させることが出来る生命場であり、人間関係を調えることが可能となります。
独身者の良縁、また仕事での人脈が広がっていく力を得ることが出来ます。
親子の仲を良くしたい人、夫婦の仲を良くしたい人には特に効果があります。

しかしトイレやバスルーム等には良くありません。
今回のケースでも一部がかかっていますが、このように吉方位にガスレンジ、トイレ、バスルーム、収納、タンスが配置されている場合、天井から水晶を下げておくなどすると生気を逃がさずに済みます。

オフィスにおいては延年場は社長室、会長室、総務や経理、営業にも向きます。

 

次に寝室です。

ベッドルーム想定して造られているであろうロフトではなく、リビングの壁際をベッドスペースとするとのことですので、ここを寝室としてみます。
「天医」と「伏位」にまたがっていますが、こういう場合は頭の位置を天医にすると良いでしょう。
伏位を小吉とするならば、天医は大吉だからです。
ただ、入口からの直射になりますので、できればスクリーン等で遮ることができればベストです。

天医場は癒しの生命場です。
疲れや乱れた気を調える力が集まってくる場所であり、健康に生きられる場所でもあります。それゆえ病人には特に良い生命場であり寝室には最適です。
また玄関が天医の家は健康な家となり、病人の多い住宅に住まう人は天医場に玄関、寝室、リビングが大変良いのです。

身体だけでなく、考え方が屈折している人、否定的にしか考えられない人を再生させる力を持った気がそこにはあります。その為、瞑想の場としても最高です。

生活全体への作用としては、ライフスタイルが安定し、生活力を高めることができます。トラブルの多い人はこの天医の生命場にいればトラブルに巻き込まれなくなったり、早期解決の気を受けることが出来ます。
努力しても報われない人は、天医場の活用によって努力は報われるようになります。

コンサルタント業の人は特に天医で寝るか、書斎や事務所にすると良いでしょう。

しかし、この場にトイレやバスルーム、キッチン、収納があるとその力を奪ってしまいます。

 

その他まだまだありますが、時には宅内を鑑定するまでもなく、お宅に伺う道中で鑑定が終了してしまう場合もあります。
周囲の地勢、位置関係、環境が悪すぎるなどの場合です。
申し訳ないのですが、ここは引っ越されたほうがよろしいですよ・・・と申し上げなければならないのはつらいのですが。


風水鑑定 2

百貨店の中の、ある店舗の風水鑑定を行いました。

今回のケースは、スタッフの入れ替わりが激しく、なかなか定着しない。
場所の割には、もっと売り上げがあっても良いのになかなか伸びないということでした。

まず磁北を測ろうとするのですが、場所によって北が狂っており一定しません。
最大では50度ぐらい差があります。
RCや、鉄骨造建物の中の場合は様々な要因によって磁北が正しく測れない場合もあるのですが、こういった場合方位を決めることが出来ないばかりでなく、本来人間の脳に入ってくるべき情報が狂ってしまう、人間の心身に悪影響を及ぼすものと言えます。

ただ、私が店内を見回して気が付く点が何点かありました。
まず、お店側が「見せたい」と思っている実演による製造販売コーナーが、お客様にとって「なんだか見てはいけない」ような雰囲気を出しているということです。
実演販売は楽しそう、又はおいしそうと感じてもらわなければなりません。
実演している店員も、いかにも「一生懸命作業している」ような眉間にしわを寄せていたりしては台無しです。
「見られている」と言うことを意識して、もし女性であれば笑顔で、表情にも気を配るべきです。
また、舞台裏が見えすぎてしまうのも良くありません。見られたくないものはカーテン等で見せないようにしておきましょう。

他にも、「これ本当に売りたいの?」というディスプレイの仕方が気になりました。
「新発売」と書いてあるにもかかわらず、腰をかがめないとそれが何だか解りません。
まだまだ改善できる点はいくらでもありますので、これを機会に売り上げを伸ばすことは十分可能であるとお話させていただきました。

またスタッフが定着しないという問題については、前任経営者のやりかたを聞いて、「ああ、そうなるのも仕方が無いですね」というワンマン振りでした。
これは社員の士気を高めるように方針展開をしていかなければなりません。
スタッフ全員が楽しく、やりがいを持って働ける職場環境を構築することによって、売り上げは着実にアップしていくでしょう。

 

風水鑑定 3

偶然にも以前鑑定を行ったのと同じタイプのマンションです。
今回のクライアントの本命気は離命で東四命。
大極気場は震宅山で東四命です。

まず玄関ですが、大極気が旺気となっているのは良いことです。
本命気は東四命の生まれの人は東四命に住むのが良いので、この点では吉になります。
但し、主人にとって絶命になりますので、何か対策が必要になります。
凶方位に玄関があたっている場合、水晶ボールを置くことで殺気を集めることもでき、殺気を弱めることも可能になります。

次に寝室です。
前回のクライアントと同じ位置がベッドスペースになっていました。
本命気は生気で最大吉です。
一部禍害がかかっていますので、なるべくベッドを東の壁際まで寄せると良いでしょう。

また水周りと火気の位置に六殺、五鬼、絶命といった凶方位が集まっていますので、これは逆に吉となります。

デスクスペースは伏位、天医ですので書斎には最高に向いています。仕事の能率も上がるでしょう。特に天医側に座ると良いでしょうね。
大極気が殺気、死気となっていますが、ちょうどこの位置に観葉植物が飾ってありましたので、偶然にしては出来すぎです。非常に良いことなのでこのままグリーンや花を飾っておいていただくとさらに吉です。

総じて鑑定結果は「大変良い」間取りと言えます。

 

風水鑑定の流れ

  1. 写真・図面による見積り依頼
  2. お客様のご要望をお伺いします。
    土地や建物の資料を基に調査方法等を打合せいたします。

  3. 現地調査
  4. 現地にて風水的な環境調査(周辺環境・起伏土質等)、間取り調査を行います。

  5. 鑑定書作成
  6. 現地調査の結果を基に鑑定書を作成し、風水調整のアドヴァイスを行います。
    また住宅に同居する家族や、会社の従業員等の相性と傾向もアドヴァイスさせていただきます。

鑑定料金(税別)
2階てまで
60,000 円
3階建て以上
60,000+30,000×3階以上の階数 円
別途費用
遠隔地は交通費等の実費


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