Garage House Type Ha


 

  

 

 

 

 

 

■建物の所在地 : 愛知県名古屋市

■主要用途 : 専用住宅

■竣工年 : 2013年4月

■規模 : 延べ面積 208.51u 63.07坪

■構造 : 木造一部鉄筋コンクリート造3階

■主要外装仕上げ : サイディング、RC打放し

■主要内装仕上げ : 天井・壁:ビニルクロス、床:フローリング、クッションフロア

■コンセプト : 

Smart Garage House Type Haは、自然エネルギーを積極的に取り入れ、低燃費でCO2の排出を抑えた地球環境に優しい住宅です。特にガレージハウスとしての特徴を活かし、電気自動車(EV)を使ったVehicle to Home(V2H)を採用しています。

V2Hシステム

V2HシステムとはEVの大容量バッテリーから電力を取り出し、分電盤を通じて家庭の電力として使用できる仕組みをいいます。割安な夜間電力をEVに充電し、昼間はEVのバッテリーに蓄えた電力を家庭へ給電することで家計の節約につながります。また夜間電力の活用は電力需要のピークシフトの役割を果たし、昼間の節電にも貢献します。
もしもの停電時には、EVに搭載される容量24kwhのバッテリー(一般家庭における約2日分の電力に相当)から家庭用電源に給電出来ます。
この住宅はさらに、高気密高断熱、太陽光発電システム、地中熱利用システム、オールLED照明を組み合わせることで、省エネ効率の非常に優れた建物になっています。

地中熱利用システム

地中熱利用システムとは年間を通じてほぼ一定に保たれる地表から数メートルの地温と地表の温度差を利用するもので、日本中どこでも利用できます。地中2〜5mに地中熱集熱ダクトを配し、24時間換気システムと組み合わせる事によりエアコンの負荷を減らすことのできる、まったく無駄の無い空調換気システムです。
地中熱集熱ダクトは波付構造により偏平圧縮強度を高めたもので、さらに軽く、曲がりやすい特徴を持っています。地盤沈下にも強いので大地震の場合も影響を受けにくい構造となっています。
外気導入口に装着したフィルターで粉塵や虫の進入をシャットアウトし、室内に入った空気はさらに檜をブレンドした敷炭層を通すことにより、調湿、抗菌作用が働きます。

■施工記録

  1. 2015.6.19 朝日新聞に掲載されました




GRAGE HOUSE

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